英語の音とスペリングの話 R
英語を味方に世界にはばたく子どもを育てるアイラニ英語教室 エミリです。
今日は、今年に入り小学6年生と学習しているrのルールの話をします。
rは大きく分けると子音として[r]で発音する場合と母音として[∂:r]*と発音する場合があります。er ir urの綴りの時はおおよそ[∂:r]で発音されます。例:her girl fur *この他にも[∂:r]で発音される綴りはありますが、メインはこちらで覚えておくと楽でしょう。*表記の仕方は辞書により異なります。
今日お話するのは前の母音を変えてしまうrについて。
以下の例を見て、子音のrが入るだけで母音に変化が起こるのが分かりますか?
cat⇒car
cake⇒care
chain⇒chair
pool⇒poor
cue⇒cure
spot⇒sport
deem⇒deer
team⇒tear
こんな風にrがつく事で前の母音の発音が変わってしまうのです。
これは決して例外ではなく、ルールとして理解する事ができます。
このようなルールを小学生のうちに知ってしまうと、英語を本格的に学習し始めたとき、自分が既に知っているルールに基づき新出単語を理解していきますので、個々の単語を別々に暗記していくのではなく、グーループとして認識していくことができますし、自分の中にあるルールに照らし合わせるため、覚えることがとても楽に感じます。アイラニ英語教室の生徒さん達は、卒業して1年、3年、5年と経ってからこの威力を体感し、「やってよかった!!」と行ってくれます。続きは次回。