ネイティブの音を聴き取れるようになるにはどうしたらよいのか?
その答えの一部をアイラニ英語教室 フォニックスクラスの発展編の様子からお話します。
フォニックス学習2年目の終わりを迎える小学6年生は今月音の弱まり(reduction)の学習の総仕上げに入っています。
いくつかポイントがありますが、音の弱まり(reduction)を学習 することが聴きとれる耳を作ることに大変役立ちます。
それらをシステマテッィクなルールとして学び、身体にしみ込ませていくのがアイラニ英語教室のやり方です。
例えば、waterが「ワラァ」のようにきこえたりbiggestが「ビッゲスト」とは言っていないのに気づくでしょうか?
「ウォーター」と聞こえてくると思っているのに「ワラァ」と聞こえてくると知識として知っているはずのものも認識できなくなってしまいます。
もっといえば、、、speedometerがスパラマラァと発音されたらスピードメーターのことだと認識できますか?
これらのスペリング通りではない発音がリダクションによって起こることを学ぶことで、聴こえ方が変わってくるのです。
ただし、私たちは単語一つ一つを『waterは「ワラァ」と読む』のような指導は致しません。ある一定のルール、なかなか日本の学校では習わないような音声学に基づいたルールを学び、スピーキングとリスニングに活かしていきます。
私が授業を受けたことのあるUCLAやSFSUなどの大学のESLクラスや大学付属の語学学校ではこれらのルールを教えていました。対象は大学・大学院生でしたが、同じことを小学生にわかるレベルにまで落として学習することが可能です。
私自身は、25歳でこのメソッドに出会い、その後アメリカで生活した時にリダクションを起こしている発音をたくさん耳にし、それが理解できた感動を忘れません。同時に大学院で音声学を学び、自分が日本で学んだメソッドでは、どんなに難しい内容が小学生レベルに簡略化されていたのだと知った時も驚きました。
アイラニ英語教室では、基礎を大切にしながら、世界にはばたく子どもたちのために超発展編までレッスンしています。