アイラニ英語教室のEmilyです。
先日、私立中学校の英語コンテストの審査員としてお招きいただき、選抜者10名のスピーチを聴いてまいりました。
皆さん、練習の成果がでていて、とてもお上手でした。
私が感じたのは、「この機会が、この子の人生を変えるかもしれない」ということ。学校のカリキュラムのおかげで、生徒さんたちは素晴らしい機会を与えられているな、と感じました。
暗唱した英語の発音の良し悪し、表現力のある無し、、、そのようなことはさて置き、自分を表現するということを通して、いろいろな所を通って当日を迎え、全てを出し切った生徒たちの笑顔にはものすごいパワーがありました。このような体験を重ねることが子どもたちを強くし、輝かせていくのだと感じました。
私自身、中高時代に英語劇をやったり、大学では一時ESSに所属し暗唱コンテストの練習をしたりしたことがありました。大学時代に経験したスピーチは殆ど覚えていませんが、中学から高校にかけて取り組んだ英語劇の台詞の多くは未だにポロっと出てくることがあります。それだけ若い時に触れたものには力があり、定着する率が高いのだと思います。
英語で表現することを通して、日本語を話す自分とは違う、「セカンド セルフ」と呼ばれている自己を創っていきます。その過程で苦しみを伴う場合もありますが、母語で創られた自分以外の自分を創作できることは喜びでもあり、ギフトであるとも考えられます。多感な若い時期から第二言語で自己表現する、しかも自分と向き合う機会になるほど特訓するというのは本当に素晴らしい機会だと思います。
若い生徒さんたちからエネルギーを頂き、素敵な機会を共有できて、勉強になりました。
アイラニ英語教室でも2017年度スタートのクラスからは小学生からスピーチコンテストへの挑戦をしていきたいと考えております。スピーチコンテストへの取り組みが自信となり、また人生をより輝く方向へと変えていく起点となる可能性があると考えております。