こんばんは。
アイラニ英語教室のPatsyです。
先日、東京都市大学に博士留学しているリタさんから「ぜひ、文化祭に来てください」と招待され、行ってきました。
ネパール人の助教授の下で、ネパール大地震後の仮設住宅における温度と快適性の研究をしているリタさんの周りには何人かのネパール人が集まっていました。
かねがね、ネパール人には言語習得能力が高い人が多いと感心していましたが、またまた、京都大学で博士号を取ったという女性、ラタさんに会い、
彼女の日本語の流暢さに驚かされました。
そこで、「なぜネパール人は日本語が上手なの?」という語学談義になりました。
ラジオでも活躍しているジギャン・クマリ・タパさんの日本語も、日本人より上手といわれるくらい、四文字熟語を自由に駆使し、ユーモアに富んでいてレベルが高いです。
ラタさん曰く「ネパール語は、母音の数が多くて、発音が複雑だけど、日本語は母音が少ないから簡単に感じます」
<な~るほど。そういうことだったのか!>思わず、膝を打つ思いでした。
そういえば、モンゴル人のお相撲さんたちも流暢な日本語を話します。そして、モンゴル語は難しいと聞いています。
英語にフォーカスして考えると、短母音、長母音、二重母音と母音の数の多い英語も、母音を極めれば習得へのゴールは近いということになります。
アイラニ英語教室で教えているフォニックスは、まず、子音の音素を習得して、それから15種類の母音の音とスペリングの関係を学びます。
そうすると、小学生でも一音節の単語をスラスラと読めるようになります。
ネパールの人たちとのおしゃべりから、フォニックスの大切さを再確認した一日でした。