小6のクラスでは今月、音節の区切り方のレッスンをしています。
大まかに音節区切りをどこで付ければよいか、を学ぶと辞書を引いて発音記号を見て、発音を確認する手間が省け、学習がスムーズになります。
最も、近年では学校で発音記号を教えない事も多いため、大学生でも発音記号の読み方を知らない学生が多くて驚いたものです(大学で教え始めたはじめの1、2年は驚きましたが、もう今では驚かなくなりました。加えて、筆記体も読めない、書けない1年生は少数派ではない場合もあります。)
音節の区切り方のルール6つを学習したこどもたちは、以下のような単語を迷いなく区別して発音できます。
dine dinner
super supper
robot (ロボットではなくロウボットになる)
climate (クリメイトでもクライメイトでもなくクライミットになる)
ego (エゴではなく、イーゴになる)
radio (ラディオではなく、レイディオになる)
等々。
ルールに従って次々と正しい発音が小学6年生の口からでてくることに、教える側は身震いがするのですが、本人達は知らない英語の単語が多いため、自分たちが発している発音が正しいのか、正しくないのかもまだわからず、「すごーい!ちゃんと発音できるね!」と褒めてもぽかんとしています。
このルールを習得した事の凄さがわかるのは、中学に入ってから。そして、高校大学へと進学して、いつの間にか自分の英語のセンスが高いことに気づいてからです。卒業生の声を是非ご一読ください。